
ナショナルチームのヘッドメカニックからの要望を形にしたプロフェッショナル向けの作品です。一日に何度もホイールの脱着作業をこなすトラックバイクのメカニックのために。

VATTO15(バットオ15)は、熱間鍛造の職人が刀鍛冶の様にクロモリ鋼をハンマーで鍛錬し、強度としなやかさを与えた全長250ミリのプロメカニック向けハブナットレンチです。ナットを傷つけにくい、面接触の二重六角フラワータイプを採用。独自形状のハンドルを開発し、理想的な握り心地を実現しました。
VATTO15の開発は、一本の名刀をつくる気概で挑みました。製品名のVATTO(抜刀)は「鞘から刀を抜くときにはほぼ勝負が決まっている」と言われる抜刀術から拝借。メカニックが工具箱からVATTOを取り出した時に勝負が決まっている。大げさな比喩ですが、そんなレンチになって欲しいと想いを込めました。各国のトラックバイクのメカニックに愛用されているレンチですので、経験を積んだメカニックの方に一度は手に取って頂きたいレンチです。

-注意事項-
※トルクの掛け過ぎはナットのネジにダメージを与え、ナットが緩みやすくなります。
※超ロングサイズのレンチはトルクが掛かりやすいため、VATTO15を使用する際は下記の数値を目安にしてください。
ハンドルの端を握った場合
M9ナットに対して掛ける力:9~13kg
M10ナットに対して掛ける力:13~20kg
